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第157回理事会及び平成30年度年次全国総会 開催(2018年度)

第157回理事会 開催

 1月25日~26日、金光北ウィングやつなみホールにおいて、第157回理事会を開催した。
 この度の理事会は、翌日の総会を理事総会という形で迎えるための準備期間として、理事会としての懸案事項を協議したのち、翌日の全国総会のための打ち合わせ、会場設営、資料準備を行った。

平成30年度 年次全国総会 開催

 1月26日から27日にかけて、金光北ウィングやつなみホールにおいて、平成30年度の年次全国総会を、全国から少年少女会代表議員、教区代表議員、連合本部役員を招集し、計39名の出席のもと、平成29年度事業・決算報告、平成30年度の事業計画・予算案を審議・承認する場として開催した。なお、出席議員に忌憚のない多くの意見・提言を出していただくため、この度の総会から、1泊2日で開催した。
 開会式では、理事長挨拶の後、西川良典教務総長よりご挨拶を賜った。
 議事に入り、平成29年度事業報告では、事務局から日誌報告の後、地方活動、中央活動(大会・年代別・遠征)、研修所、広報等の事業を各担当が報告し、事務局から決算報告、山本監事が監査報告を行った後、質疑応答へ移り、「冠婚葬祭的な歌を作って欲しい」「育成懇談会の聴講者の反応は」等の質問や要望があった。審議の後、平成29年度の事業と決算についてそれぞれ満場一致で承認された。
 引き続き、平成30年度の事業計画案と予算案の審議を行った。牛尾理事長から今年度の事業方針として、二本柱を中心に添えつつ、育成現場に対する直接的なサービスの増強と、指導者養成事業強化の説明を行った。
 続いて各担当より、地方活動、第71回全国大会、年代別キャンプ、第10回少年少女遠征、SB研修所、広報事業等、主な事業の詳細について説明、続けて予算案の説明を行い、審議は翌日へ引き継いで第1日目を終了した。
 2日目、9時から議事を再開し、質疑応答へ移った。ここでも前日同様、事業の具体的中身について「霊地夜まつりの規模」「大会の雨天時の対応」「キャンプや研修所の最低入所人数」といった質問が相次ぎ、一つ一つ丁寧に説明した後、審議へ移り、事業計画案と予算案についてそれぞれ満場一致で承認された。
 次に第6号議案として連合本部規約改正案を理事長が説明した。変更内容は、連合本部事務局の所在地を正確に番地まで記載することと、総会時の少年少女会代表議員の議員数を2名から「2名以内」に変更するもので、審議の後、満場一致で承認された。
 続いて第7号議案として、全国大会時の非登録会の扱いについて、大会時の「かがやけ大行進」「ゆうやけパレード」「チャレンジカード」「諸役」「テント村」「霊地夜まつりステージパフォーマンス」は登録しないと申し込みができないことの説明を行い、審議の後、満場一致で承認された。
 その後、全体を通しての一般質問を受けて、閉会式を終えて、昼前に散会した。

平成30年度連合本部事業計画

事 業 方 針

金光教少年少女会運動は、教祖様、歴代金光様の祈りに基づいて、神の氏子である少年少女が生神金光大神取次の働きを受けつつ、教会と家庭生活を通して社会のお役に立つ人に育つことのために、大人・親が、少年少女を援助していく信心運動である。
少年少女会連合本部では、この運動への取り組みをとおして、教会で少年少女が育つ働きが着実に展開することを願って、次の2点を主眼として事業を進める。

1.地方活動の推進と展開

育成活動に意欲をもつ教会、活動をより活発化させたい教会、及び地方連合体に対し、長期にわたり具体的な支援を行う。

2.中央活動の充実と向上

少年少女全国大会、少年少女遠征など、全登録会の活動の進展と指導者養成の契機となる行事の内容充実と新たな創出に努める。

この2つの事業を推進するため各種の活動を行う。

事 業 大 要

1.地方活動

教会での育成活動を支援するために必要な情報収集と、活動にあたる指導要員を養成し、主に教会現場の要請に応じる支援チームを編成し、教会へのサービス活動を展開する。

1-1 地方支援活動

    (1)育成懇談会
    開催主(教会・地方連合体)の育成に関わる要望に応じた内容に応え、講師を派遣し開催する。
    尚、本部大祭時、「信奉者のつどい」を開催する。
    (2)指導者研究会
    少年少女会指導者(社会教育者)の資質向上・技能訓練を目的に、中央並びに教会少年少女会の要請に応じた指導者養成活動を行う。
    (3)支援活動
    教会・地方連合体の要請に応えて、行事、催事に対するあらゆる支援を行う。また、災害時に対しての緊急救援活動を行う。

2.中央活動

教会での育成活動への取り組みを促し、より活発に展開することを願って、以下の事業を行う。

2-1 少年少女全国大会

    (1)第71回少年少女全国大会【8月4(土)、5(日)】
    「道のわかばのお礼参拝」を第一の願いとして、みんなで担う大会の意識を高め、全登録会の大会への参加・参画につとめ、日常的育成活動が進展することを願って開催する。
    (2)年代別キャンプ【8月1日(水)~4日(土)】
    中学生・高校生年代の少年少女が、野外での信心生活を通して天地の恩恵を感得し、参加者相互の交流をはかるとともに、自主性、創造性、社会性を高め合い、次期指導者への成長を願って開催する。
      ①ジュニアキャンプ
         中学生年代の野営活動(最大32人による野営)
         場 所:胎金寺野営場(岡山県金光町)
         参加費:5,000円

      ②アドベンチャーキャンプ
         高校生年代の野営活動(最大24人による野営)
         場 所:高梁川流域(岡山県高梁市)
         参加費:7,000円

 

2-2 遠征事業

    (1)第10回金光教少年少女遠征
    自主性、自律性、社会性が求められる高校・大学生年代の信奉者を対象に、国内外の未知の地で、野外生活をベースとしたプロジェクト活動、体験学習を展開する中で社会的実力を高め、よき社会人、次期指導者としての素養を身につけることを願って実施する。
      ☆ 実施期間: 8月17日(金)~22日(水)
      ☆ 遠 征 地 : 熊本県・長崎県 (天草・島原周辺)
      ☆ 対象年齢: 新高校1年~22歳までの信奉者
      ☆ 事前訓練: 3月24日(土)~26日(月)
      ☆ 参加経費: 35,000円

 

3.事業拡充・運営のための諸活動

連合本部事業の拡充、会活動の指導者養成のために以下の事業を行う。

3-1 広報活動

会活動に資する情報を提供し、各種事業への参加・参画をはかる機関誌として『わかば』を発行する。並びにホームページを維持する。

    (1)広報活動
    会活動及び地方活動の充実展開に役立つよう、機関誌『わかば』を毎月発行すると共に、ホームページを開設・維持する。また、各種チラシ、パンフレットを作成し、事業の充実に役立てる。

3-2 委員会

連合本部事業拡充、教会での日常育成活動(訓練活動)に資する研究と、各種資料の充実を願い、次の各種委員会活動を進める。

    (1) 地方活動委員会
    地方活動のコントロールセンターとして情報を収集・管理し、企画・立案を行い、支援要請を受けた教会、および地方連合体に対応する支援チームを編成する。
    (2) 大会委員会
    全国大会の願いに添って第72回少年少女全国大会の基本計画を立案し、大会本部役員人事を決定する。
    (3) 遠征委員会
    教会での少年少女育成活動がより充実展開するために、対象年代の特性に合わせた国内外の遠征を企画し、実施にあたっての助言及び反省・評価を行うと共に、継続的な実施、参加者支援のための方途を協議する。
    (4) 広報委員会
    会活動及び地方活動の充実展開に役立つよう、年間計画を作成し、編集にあたる。また、ホームページやチラシ、パンフレットの内容検討を行う。
    (5)青年活動委員会(新設)
    金光シーカーズの活動運営を助成し、必要な援助を行う。また、企画運営会議を年3回実施する。
    (6) 各種委員会
    その他、必要に応じて「訓育委員会」、「指導者養成委員会」、「総務委員会」等を開催する。

3-3 指導者および専門スタッフの養成

会活動の指導者を養成し、また、指導者が指導要員として地方活動に寄与できる技能を修得するため、次の各項を実施する。

    (1)少年少女会指導者講習会
    各少年少女会の指導者を目指す者が、少年少女会訓育の基本と原理、さらにはその目的達成のための方法について、正しい理解を得るために、中央及び学院、並びに地方の要請を受けて開催する。
    (2)シルバーバッジ研修所
    各少年少女会の指導者が、少年少女会運動の目的と訓育の原理、方法について理解を深め、体験学習によって年齢に応じた一貫したプログラム、並びに会活動を支援するための基本的方法を修得し、指導者としての資質を養うため開設する。なお、学院生には、青少年育成研修選択者を対象に「学院研修所」として開設する。
      ☆学院研修所(各種活動選択別研修〈青少年育成研修〉)
         期  日  1月16日~2月4日
         場  所  金光教学院及び周辺
      ☆シルバーバッジ研修所【ジュニアメイト(中学生部門)課程第27期】
         期   日  9月15日(土)~17日(月)
         場   所  中央研修所
         入所資格  21歳以上の少年少女会指導者講習会修了者
         入 所 費  5,000円
         人員と方法 最大12人による野営(2泊3日)
      ☆シルバーバッジ研修所 【バードメイト(小学生部門)課程第31期】
         期   日  11月23日(金)~25日(日)
         場   所  中央研修所
         入所資格  21歳以上の少年少女会指導者講習会修了者
         入 所 費  5,000円
         人員と方法 最大12人による舎営(2泊3日)
    (3)シルバーチーフスタッフ(SCS)会議
    指導者および指導要員、定型コース所員養成のための計画を策定し、シルバートレーニングを実施する。

    3-4 運営会議

    地方活動ならびに中央活動が、各少年少女会活動の進展につながり、連合本部組織が拡充することを願って、次の各種会議を開催する。

    (1)理事会
    連合本部の目的達成のために、年間事業及び重要事項を協議、決定する。
         ☆第157回理事会  1月25日(木)~26日(金)
         ☆第158回理事会  9月5日(水)~6日(木)
    (2)常任理事会
    理事会より委託された事項および緊急事項について協議する。
    (3)年次全国総会
    少年少女会運動の意義を再確認し、連合本部事業について審議、承認する場として開催する。並びに、少年少女会運動推進のため、各地の活動状況、連合本部への要請事項などについて情報を収集する。
         期 日  1月26日(金)~27日(土)
    (4)相談役会
    連合本部の実情を報告し、今後の少年少女会運動の長期展望に立った助言、提案を受けるために開催する。
         期 日  10月29日(予定)

少年少女の育成を考える『信奉者の集い』を開催

平成29年ご本部生神金光大神大祭第一日の祭典終了後、信奉者のつどいを開催

 

講師 長野 真護 師 (徳島県 貞光教会)

 

講題 「一つ一つ歩ませて頂いて」

 

(10月1日、於:修徳殿講堂)

この度の信奉者のつどいでは「一つ一つ歩ませて頂いて」という講題のもと、年代別キャンプでの事、四国っ子の集いの事、「願いと中身」について等、ご自身が歩まれ、ご経験されたお話をもとに、育成活動の大切さを分かりやすく丁寧に教えて頂きました。
また、お話しくださる先生のお姿に、先生のご信心そのものが現れ、私達も先生のご講話を通して、自らの育成に対する信心姿勢を見つめ直す機会ともなり、何より元気を頂くことができました。

少年少女の育成を考える『信奉者のつどい』を開催(2017年度)

平成29年ご本部天地金乃神大祭第一日の祭典終了後、信奉者のつどいを開催

 

講師 御船 信治 師 (宮城県 仙台教会)

 

講題 「祈りの中で」

 

(4月2日、於:修徳殿講堂)

この度の信奉者のつどいでは「祈りの中で」という講題のもと、人生を変えた出会いやご自身の体験、東日本大震災での出来事、また東北教区のサマーキャンプの御用を通して感じたお話をもとに、ご自身が歩まれ、ご経験されたお話をもとに、育成活動の大切さを分かりやすく丁寧に教えて頂きました。
また、お話しくださる先生のお姿に、先生のご信心そのものが現れ、私達も先生のご講話を通して、自らの育成に対する信心姿勢を見つめ直す機会ともなり、何より元気を頂くことができました。