活動写真
- 自転車移動
- 自転車移動
- 自転車点検
- 瀬戸大橋をバックに
- 解隊式
活動報告
令和7年8月6日から9日にかけて、高校生年代を対象としたアドベンチャーキャンプが御霊地で開催された。近年は参加者が集まらず実施することができず、3年ぶりの開催となった。全国より3名の隊員と3名のスタッフが参加した。今年は自転車を漕いでの移動野営が行われた。 第1日目。教徒社前にて受付を済ませ、スタッフと隊員が一同揃って会堂広前に参拝した。3泊4日の安全祈願と信心成長を願った。開会式では野営本部長から「自分達で計画をして活動を行います。楽しいことも辛い事も自己責任です」とのお言葉をいただき、全員が活動に対しての自覚を持った。その後、聖ヶ丘野営場でオリエンテーションが行われた。そこではジュニアとアドベンチャーの違いや基本日課の説明、調理や衛生管理、配給についての説明があった。 1日目は自転車走行する上での安全対策の講義、炊事で使用するガスレンジ、ガスランタンの講義、熱中症対策についての講義が行われた。また安全管理の為に、隊員にはスタッフのスマホを1台渡し、ナビとして使用することを伝えた。更にトランシーバーを用いて常に連絡が取れるようにした。夜の活動では、会社の新人研修でも用いられる、ITО(いと)というカードゲームを使い親睦を深めた。このゲームは自分の意図を伝えることや、相手の想いを汲み取る事が重要となる。活動を進める中で隊全体のコミュニケーションの向上を図った。 第2日目。隊員6時起床、雨の中、カッパを着用して活動が始まる。この日は企画のメインである、吉備路自転車道を約25キロ走行した。備中国分寺や造山古墳をはじめ、吉備津神社など、吉備の歴史のスポットを横目に見ながらの道程だった。出発して30分で雨も上がったのでカッパを脱ぐことができた。天気も曇りで、日差しで体力を奪われることもなかった。 その後10キロ南下したところにある児島湾付近の野営地に向かった。隊員は途中迷うこともあったが、予定していた時間には野営地に着いた。総走行距離は約57キロ。夕食はビーフカレー。朝の段階で具材を切っていたので料理に時間はかからなかった。前日の夜は米を2合で炊いたが少し足りなかったらしく、2日目は量を増やしながら調整していた。夜の活動では自転車のメンテナンスが行われた。普段乗り慣れていないクロスバイクの硬いサドルでお尻に痛みが出た為、サドルカバーでクッション性を高めて痛み軽減の対策をした。 第3日目。天気は曇り、気温は30度前半。この日の目的地は倉敷マスカットスタジアム付近のキャンプ場。直線距離では20キロ程だが、瀬戸内海が見渡せる海沿いを走り、鷲羽山を登り、そこから北上に26キロ走行するルートを選択したので、この日の走行距離は約65キロ。海沿いは猛スピードで走行するトラックが多く、トランシーバーで一列走行を徹底させるように指示を出した。鷲羽山はアップダウンの激しい坂道なので、一生懸命に自転車を押しながら前に進めていた。登頂部から見える四国へと繋がる瀬戸大橋を間近に見て、隊員は達成感を抱いたのではないかと感じる。 そこから最後の力を振り絞り走行をしてキャンプ場に到着した。直ぐに設営と夕食準備に取り掛かったが、慣れない環境に疲れが溜まったのか、動きはゆっくりであった。それでも隊員同士で声を掛け合い、役割分担をしながら無事に設営と炊事ができた。温泉では水風呂に身体を浸かった。それは水風呂の効果として、体温を下げ、筋肉の緊張を和らげ、血行を促進する効果があり、疲労回復に役立つからである。隊員は身を小さくしながら肩まで浸かっていた。 夜の活動ではカウンシルファイアーで隊員と語り合った。これは、参加者同士の精神的な結びつきを深めることが目的とされている。リーダーと隊員は一回りも歳の差があるが、共に3日間活動をしてきて仲間意識が生まれたのと、薄暗いキャンプ場に小さな灯り1つを囲んで席を並べる、そんな非日常な空間から心が開放されたのか話は弾んだ。ある隊員からは「ジュニアキャンプような楽しみを想像していたが、こんなに辛いとは思わなかった」と正直に発言をされた。後ろ向きな発言かと思ったが、表情は柔らかく「来年も必ず参加します」と続けて言われた。来年は後輩を引っ張る隊員になってほしいと期待を込める。 第4日目。金光までの道程は約23キロ。隊員には最後まで気を緩めることなく安全運転で走行することを伝えた。金光に到着したのが11時過ぎ。資材の片付けを全員で行い、テントやターフも最後の徹営の時には綺麗な状態で収納することができたので片付けにも時間はかからなかった。閉会式には野営本部長から「 このキャンプで学んだこと、教えてもらったことが、君たちの将来で必ず力になります。今回の事を忘れず活かせるようにしてもらいたいと思います 」との言葉をいただき、キャンプを終えた。 3泊4日の活動にお礼を申し、反省と改善を行い、来年度の活動に活かしてききたい。(報告・庶務副長 鈴木宏宗)







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