平成30年9月15~17日、シルバーバッジ研修所ジュニアメイト課程第27期を開催した。
・開催場所:胎金寺野営場
・入所者:9人
・所員:9人
・事務局:1人
平成30年9月15~17日、シルバーバッジ研修所ジュニアメイト課程第27期を開催した。
・開催場所:胎金寺野営場
・入所者:9人
・所員:9人
・事務局:1人
この度、第九期となるドギーメイト課程の研修所が中央研修センター(霊地)において開設された。
ドギーメイト課程研修所では、ドギー年代(六歳~八歳)の指導者を目指すものがドギーメイト隊の隊長の責務を十全に果たすことができるように研修内容が組み立てられており、入所者は実行・実習によって金光教少年少女会運動の目的と原理についての理解を深め、これらを体得していった。
今回は、原隊でこれから指導者を目指す人、教会で少年少女会を興そうと願いを持つ人と、それぞれに願いを持たれた、四名が入所した。
開所式の後、研修所についての講義・オリエンテーションを行った。その後、日中は『教会の働きと少年少女会活動』・『ドギーメイト年代の特性と活動の必要性』といった講義を中心に受講した。途中講義の合間に実習隊によるソングや振り付けソングが行われ、講義で疲れた体を癒すとともに、現場で実際に子供たちと活動している指導者の指導を身をもって体験することで、歌を知るとともに指導方法も学んだ。日中の講義の最後には、入所者四人がドギーメイト隊の年間プログラムを、与えられた資料や講師・チュウターと呼ばれる現役ドギーメイト隊指導者のアドバイスをヒントに作成した。
一日目の夜には、実習隊による夜の活動が行われ、入所者が参加者(隊員)として参加した。夜の活動は、『蛍の集会』をテーマにし、光を使った工作の作成やそれを使ったゲーム・視覚を遮断し耳を使うゲームを行った。集会の最後には『蛍狩り』を行い、十一月にもかかわらず外には実習隊の用意した蓄光シートを使った蛍が約七十匹現れた。入所者は楽しく活動に参加しながら、ドギーメイトの夜の活動を学んでいった。
二日目は昨日と打って変わって活動実習が中心となった。朝は実習隊による朝礼に参加し、その後、『集会①』という講題で活動実習を行った。実習内容は、最初の隊活動を想定して隊のきまりを知り、守るということを目指し開閉会儀礼の作法、流れ・規律訓練などを行った。さらに午後からの活動に必要なかぎ縄のクラフトや振り付けソングの習得を行った。
午後からの活動は『忍術学校』をテーマに入所者は隊員の立場になって、忍者になりきり境内周辺に設置された修行場で様々な修行をうけた。忍者走り(平均台の上を走る)・変わり身の術(ジェスチャーゲーム)・うずらがくれの術(だるまさんが転んだ)・午前中に作成したかぎ縄を使った的あての修行をすべて習得し最後に忍術学校の校長と読心の術(じゃんけん)で対決し、接戦の末、校長を破り見事にすべての忍術を習得し、免許皆伝の巻物を手に入れた。
活動実習の後講義場に戻った入所者は最後の講義『指導者について』の講義を受け、指導者に必要な要素や指導者の役割を学び、その後の質疑応答の時間では、それぞれが持っている疑問を解消していった。
この度の研修所で新たに四名の方がドギーメイト隊の隊長の資格を得られた。今後、それぞれの持ち場立場での活躍を期待するとともに、さらに多くの方が入所され、このお道のわかば育成の働きがますます盛り上がることを願う。
(報告・牛尾弘宗)
§1.研修所について
§2.教会の働きと少年少女会活動
§3.DM年代の特性と活動の必要性
§4.各年代層別の活動概要
§5.隊活動について
§6.進歩とプログラム
特別§. DM夜の集会
§7.集会①
§8.指導者と支援体制
§9.集会②
§10.指導者について
修了者氏名 | 教会名 | 所員役職 | 氏名 | 教会名 | |
---|---|---|---|---|---|
片岡 義智 | 向島西 | 所長 | 牛尾 弘徳 | 福崎 | |
片岡 直子 | 向島西 | 所員 | 安武 松一 | 甘木 | |
菊池 瑞昭 | 全隈 | Q M | 手島 裕二 | 福間 | |
牛尾 弘峰 | 福崎 | QMF | 秦 浩治 | 余土 | |
隊長 | 永井 常雄 | 福崎 | |||
教育副長 | 和田 英孝 | 福崎 | |||
庶務副長 | 牛尾 弘宗 | 福崎 | |||
隊付 | 大武 一宏 | 国東 | |||
隊付 | 加納 三喜 | 福崎 | |||
奉仕隊長 | 牛尾 明子 | 西明石 | |||
事務局 | 安武隆雄 | 甘木 | |||
事務局 | 柏原祐二郎 | 中庄 | |||
七月の所員会議から、研修所開設に向けて準備が始まった。
開設二日前の九月十一日、十三名の所員が、中央研修センター(霊地・胎金寺野営場)に入り、所員宿舎の設営・野営場の整備・講義及び実習のデモンストレーション等を行った。
この度の入所者は六名。原隊で経験豊富な入所者や、これから育成活動を始める為に来た入所者達が、初めての研修にやや緊張した面持ちで受付を済ませ、点検を行い、入門の扉をくぐった。
開所式の後、研修所についての講義を終え、立て続けに講義を二本受講し、資材配給後、各班サイトを設営した。夕食後、一日目の目玉「特別隊集会」を行った。「POWER to the PEOPLE」というテーマのもと、スタッフが準備した各種コーナーを周り、人間が持つ五感をフル活用した班対抗ゲームを実施した。
二日目、午前中は講義を中心に行い、午後からは班集会を行い、隊集会に向けての技術・技能の習得をした。その後、「フィールドハイクビンゴ」として、自分達の住む町を詳しく知る事を目的に隊集会を行った。事前の班集会で習得した、地図の読み方、パトローリング、計測の仕方などを使い、金光町を周りながら、各所にある問題を班で協力して解いていく内容を行った。
続く夜の営火では、モデルとなる営火プログラムをスタッフが組み立て、その中に、入所者と奉仕隊はそれぞれが考えたスタンッを披露。入所者においては、考える時間が少ない中で考え抜き、かつユーモア溢れるスタンッは、全員の笑いを誘った。
最終日の三日目、まとめの講義で、所長より、大人の役割や指導者の在り方など、今後大切にしていくべきことについて指導された。期間中、生活の場としてお世話になった胎金寺野営場の各サイト、本部サイト、使用した各資材の撤営を行い、今回の全日程の課目は終了した。その後、解隊式・閉会式(修了書授与式)を行い、無事終了した。
今回は、期間中、天候に恵まれ、金光様の御祈りを改めて感じると共に、頼もしいスタッフのおかげで、講義及び実習プログラムでも有意義な研修ができたことは大変意義ある中身となった。また、入所者達も、奢ることなく、真摯に研修に取り組む姿は、心を打つものがあった。ここから、指導者として、更に己を磨いて頂きたい。
最後になるが、この度の研修所開設にあたり、早くからご準備頂いた所員・奉仕隊の皆様、また、お祈り添えを頂いた所員・奉仕隊・入所者の在籍各教会長先生に、改めてお礼を申し上げます(報告・大武一宏)
§1.研修所について
§2.規律と秩序
§3.特性とJM活動概要
§4.隊集会①一JM夜間訓練一
§5.野営法とパトロールシステム
§6.JMの課目とプログラム立案の流れ
§7.月例プログラム会議
§8.班集会I~Ⅲ -技能一
§9.隊集会② 一ハイキングー
§10.営火について
§11.祈誓・信条・綱領
§12.JMの営火
§13.まとめの講義
修了者氏名 | 教会名 | 所員役職 | 氏名 | 教会名 | |
---|---|---|---|---|---|
片岡 義智 | 向島西 | 所長 | 牛尾 弘徳 | 福崎 | |
片岡 直子 | 向島西 | 所員 | 安武 松一 | 甘木 | |
菊池 瑞昭 | 全隈 | Q M | 手島 裕二 | 福間 | |
牛尾 弘峰 | 福崎 | QMF | 秦 浩治 | 余土 | |
隊長 | 永井 常雄 | 福崎 | |||
教育副長 | 和田 英孝 | 福崎 | |||
庶務副長 | 牛尾 弘宗 | 福崎 | |||
隊付 | 大武 一宏 | 国東 | |||
隊付 | 加納 三喜 | 福崎 | |||
奉仕隊長 | 牛尾 明子 | 西明石 | |||
事務局 | 安武隆雄 | 甘木 | |||
事務局 | 柏原祐二郎 | 中庄 | |||
二十八日、七時起床、朝食後、前日の課題続行、フィールドの下見、準備物の整理等を行い、十五時に完了。所員それぞれが自己反復でイメージを整える。
二十九日研修所第一日。六時起床。簡単に食事をすませ、DM朝礼デモンストレーション。九時半受付開始。南は九州、北は和歌山、大阪の、少年少女会から五会十八名の入所者を無事迎える。
午前十時開所式。所長の「…所員のやる気と入所者のやる気がぶつかりあい、よいものが生まれるような研修所にしましょう…」との言葉を受け、全員が気をひきしめる。
午前十時四十分所長の歓迎ソング「ぶたが道を行くよ」で大笑い、リラックスし、研修スタート。この日はぶつ通しの六講義とオプション実習「ドギー夜の集会」。
ドギーメイト研修所は、隊細成(組織立った研修)はなく、講義、実習以外は自由で、近ければ夜は家に帰ることができる、個人受講形式であるが、やはり講義の連続は集中力が途切れる。そのため十分から十五分の休憩時、実習隊があの手この手の、ソング指導、長めの食事は、座れば出てくる食堂形式となっている。
シャワー棟で入浴し、差し入れの飲み物つまみ類も準備され、それぞれ歓談後、午後十一時半消灯。明日雨の予報が気になる。おくり合わせを願い、所員就寝。
明けて三十日。晴天に感謝。六時全員起床、朝食、DM式朝礼。八時四十分、実習「集会(1)」、新たに新入隊員を迎えての最初の集会を子どもの立場になり実習、続いてセッション⑦の講義、昼食後実習「集会(2)」、ご霊地、境内、木綿崎山をフィールドとした大がかりな戸外集会「忍術学校入門」を忍者に変装し、童心にかえって実習。雲行きがあやしくなった空の下、全員免許皆伝。
講義場に帰り、所長の最終講義「指導者について」、そして、質疑応答、質問が指導者の信心に及び、少しの信心研修となる。
午後三時予定通り、閉所式、修了証・シルバーバッジ授与式、メモリアルボード伝達式、「これで名実共に連合本部の仲間となりました。助けてくれと声がかかれば飛んでいく、互いに、助け助けられる関係を生涯保っていきましょう」の所長のことばをもって、めでたく閉所となった。
気づくと外は雨。一同神様、金光様にあらためて感謝し、帰途についた。
(報告・永井常雄)
実習では、喚覚を使ったり、体を使ったりしてドギー年代の立場になって楽しみました。色んな所で色んな工夫をされていてすごいなあと思いました。
これから、甘木教会で「ひよこメイト隊」のリーダーとして御用させて頂く私にとって、有意義な二日間を過ごさせて頂きました。
今回の研修所で学んだことを通して、お道の教師として、また少年少女会のリーダーとして大切なことを、これからの教会での御用につなげていくことができるよう、おかげを頂きたいと思います。
スタッフの皆さん、入所された皆さん、二日間ありがとうございました。
§1.研修所について
§2.教会の働きと少年少女会活動
§3.ドギー年代の特性と活動の必要性
§4.各年齢層別の活動概要
§5.ドギーメイト隊活動とは
§6.進歩とプログラム
特別実習.ドギーの夜の活動
§7.集会(-)
§8.隊運営と支援体制
§9.集会(二)
§10.指導者について
N0. | 参加者氏名 | 教会名 | 所員役職 | 所員氏名 | 教会名 | |
---|---|---|---|---|---|---|
N0.1 | 谷口誠 | 泉南 | 所長 | 牛尾弘徳 | 福崎 | |
N0.2 | 鈴木光太郎 | 泉南 | Q M | 大武一宏 | 国東 | |
N0.3 | 砥綿信仁 | 福岡高宮 | QMF | 秦 浩治 | 余土 | |
N0.4 | 野中健勝 | 泉南 | 隊長 | 永井常雄 | 福崎 | |
N0.5 | 釜堀百香 | 甘木 | 教育副長 | 和田英孝 | 福崎 | |
N0.6 | 今村教生 | 甘木 | 庶務副長 | 山名富枝 | 福崎 | |
N0.7 | 不破結香 | 泉南 | サポーター | 安武教子 | 甘木 | |
N0.8 | 不破天海 | 泉南 | サボーター | 安武誠子 | 甘木 | |
N0.9 | 釜堀はるか | 甘木 | サボーター | 大武一宏 | 国東 | |
N0.10 | 安武木綿子 | 甘木 | 奉仕隊長 | 牛尾弘正 | 福崎 | |
N0.11 | 加納三喜 | 福崎 | 奉仕隊 | 手島裕二 | 福間 | |
N0.12 | 田中光雄 | 天道 | 事務局 | 安武隆雄 | 甘木 | |
N0.13 | 河野研成 | 福崎 | 事務局 | 柏原祐二郎 | 中庄 | |
N0.14 | 牛尾美知加 | 西 明 石 | ||||
N0.15 | 和田恵孝 | 福崎 | ||||
N0.16 | 大村美音 | 福崎 | ||||
N0.17 | 加納佳与 | 福崎 | ||||
N0.18 | 牛尾弘信 | 福崎 |