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ジュニアメイト課程第26期開催報告

報告(2014年9月13-15日)

 中学生年代の指導者を養成するシルバーバッジ研修所ジュニアメイト課程第二十六期を、平成二十六年九月十三日~十五日の二泊三日で御霊地・胎金寺野営場にて全期間野営で開設した。

 七月の所員会議から、研修所開設に向けて準備が始まった。

 開設二日前の九月十一日、十三名の所員が、中央研修センター(霊地・胎金寺野営場)に入り、所員宿舎の設営・野営場の整備・講義及び実習のデモンストレーション等を行った。

 この度の入所者は六名。原隊で経験豊富な入所者や、これから育成活動を始める為に来た入所者達が、初めての研修にやや緊張した面持ちで受付を済ませ、点検を行い、入門の扉をくぐった。

 開所式の後、研修所についての講義を終え、立て続けに講義を二本受講し、資材配給後、各班サイトを設営した。夕食後、一日目の目玉「特別隊集会」を行った。「POWER to the PEOPLE」というテーマのもと、スタッフが準備した各種コーナーを周り、人間が持つ五感をフル活用した班対抗ゲームを実施した。

 二日目、午前中は講義を中心に行い、午後からは班集会を行い、隊集会に向けての技術・技能の習得をした。その後、「フィールドハイクビンゴ」として、自分達の住む町を詳しく知る事を目的に隊集会を行った。事前の班集会で習得した、地図の読み方、パトローリング、計測の仕方などを使い、金光町を周りながら、各所にある問題を班で協力して解いていく内容を行った。

 続く夜の営火では、モデルとなる営火プログラムをスタッフが組み立て、その中に、入所者と奉仕隊はそれぞれが考えたスタンッを披露。入所者においては、考える時間が少ない中で考え抜き、かつユーモア溢れるスタンッは、全員の笑いを誘った。

 最終日の三日目、まとめの講義で、所長より、大人の役割や指導者の在り方など、今後大切にしていくべきことについて指導された。期間中、生活の場としてお世話になった胎金寺野営場の各サイト、本部サイト、使用した各資材の撤営を行い、今回の全日程の課目は終了した。その後、解隊式・閉会式(修了書授与式)を行い、無事終了した。

 今回は、期間中、天候に恵まれ、金光様の御祈りを改めて感じると共に、頼もしいスタッフのおかげで、講義及び実習プログラムでも有意義な研修ができたことは大変意義ある中身となった。また、入所者達も、奢ることなく、真摯に研修に取り組む姿は、心を打つものがあった。ここから、指導者として、更に己を磨いて頂きたい。

 最後になるが、この度の研修所開設にあたり、早くからご準備頂いた所員・奉仕隊の皆様、また、お祈り添えを頂いた所員・奉仕隊・入所者の在籍各教会長先生に、改めてお礼を申し上げます(報告・大武一宏)

日程表

第1日目(9/13)

§1.研修所について
§2.規律と秩序
§3.特性とJM活動概要
§4.隊集会①一JM夜間訓練一

第2日目(9/14)

§5.野営法とパトロールシステム
§6.JMの課目とプログラム立案の流れ
§7.月例プログラム会議
§8.班集会I~Ⅲ -技能一
§9.隊集会② 一ハイキングー
§10.営火について
§11.祈誓・信条・綱領
§12.JMの営火

第3日目(9/15)

§13.まとめの講義 

名簿

修了者氏名教会名所員役職氏名教会名
片岡 義智向島西所長牛尾 弘徳福崎
片岡 直子向島西所員安武 松一甘木
菊池 瑞昭全隈Q M手島 裕二福間
牛尾 弘峰福崎QMF秦 浩治余土
隊長永井 常雄福崎
教育副長和田 英孝福崎 
庶務副長牛尾 弘宗福崎
隊付大武 一宏国東 
隊付加納 三喜福崎
奉仕隊長牛尾 明子西明石
事務局安武隆雄甘木
事務局柏原祐二郎中庄

ドギーメイト(DM)課程第8期開催報告

報告(2014年11月29-30日)

 昨夜の大雨がうそのような晴天に恵まれた、平成二十六年十一月二十七日日霊地。中央指導者研修センター(玉水控所)に十一名の所員が集合し、ブリーフィング(直前会議)の後、会場設営、講義準備、給食体制準備に分かれ、作業する。完了後、実習、儀礼、講義のデモンストレーションを念入りに行う。

 二十八日、七時起床、朝食後、前日の課題続行、フィールドの下見、準備物の整理等を行い、十五時に完了。所員それぞれが自己反復でイメージを整える。

 二十九日研修所第一日。六時起床。簡単に食事をすませ、DM朝礼デモンストレーション。九時半受付開始。南は九州、北は和歌山、大阪の、少年少女会から五会十八名の入所者を無事迎える。

 午前十時開所式。所長の「…所員のやる気と入所者のやる気がぶつかりあい、よいものが生まれるような研修所にしましょう…」との言葉を受け、全員が気をひきしめる。
午前十時四十分所長の歓迎ソング「ぶたが道を行くよ」で大笑い、リラックスし、研修スタート。この日はぶつ通しの六講義とオプション実習「ドギー夜の集会」。

 ドギーメイト研修所は、隊細成(組織立った研修)はなく、講義、実習以外は自由で、近ければ夜は家に帰ることができる、個人受講形式であるが、やはり講義の連続は集中力が途切れる。そのため十分から十五分の休憩時、実習隊があの手この手の、ソング指導、長めの食事は、座れば出てくる食堂形式となっている。

 シャワー棟で入浴し、差し入れの飲み物つまみ類も準備され、それぞれ歓談後、午後十一時半消灯。明日雨の予報が気になる。おくり合わせを願い、所員就寝。

 明けて三十日。晴天に感謝。六時全員起床、朝食、DM式朝礼。八時四十分、実習「集会(1)」、新たに新入隊員を迎えての最初の集会を子どもの立場になり実習、続いてセッション⑦の講義、昼食後実習「集会(2)」、ご霊地、境内、木綿崎山をフィールドとした大がかりな戸外集会「忍術学校入門」を忍者に変装し、童心にかえって実習。雲行きがあやしくなった空の下、全員免許皆伝。

 講義場に帰り、所長の最終講義「指導者について」、そして、質疑応答、質問が指導者の信心に及び、少しの信心研修となる。

 午後三時予定通り、閉所式、修了証・シルバーバッジ授与式、メモリアルボード伝達式、「これで名実共に連合本部の仲間となりました。助けてくれと声がかかれば飛んでいく、互いに、助け助けられる関係を生涯保っていきましょう」の所長のことばをもって、めでたく閉所となった。

 気づくと外は雨。一同神様、金光様にあらためて感謝し、帰途についた。

(報告・永井常雄)

参加者の声

初めてのシルバーバッジ研修所 - 田中光雄

 十一月二十九日、三十日に「シルバーバッジ研修所ドギーメイト課程第8期」に入所させて頂きました。私は甘木教会の少年少女会で小学校一年生から三年生までの「ひよこメイト隊」のリーダーの御用をさせて頂いています。今回の研修所での講義で、これから少年少女会の活動をさせて頂く上で大切なことを学びました。その中でも、初めて習い、心に残ったものがいくつかあります。ハイキングとピクニックの違い、朝のゲームにも意味があること、各年代での特性等、今まで知らなかったことが分かり、良かったです。

 実習では、喚覚を使ったり、体を使ったりしてドギー年代の立場になって楽しみました。色んな所で色んな工夫をされていてすごいなあと思いました。
これから、甘木教会で「ひよこメイト隊」のリーダーとして御用させて頂く私にとって、有意義な二日間を過ごさせて頂きました。

 今回の研修所で学んだことを通して、お道の教師として、また少年少女会のリーダーとして大切なことを、これからの教会での御用につなげていくことができるよう、おかげを頂きたいと思います。

 スタッフの皆さん、入所された皆さん、二日間ありがとうございました。

日程表

第1日目(11/29)

§1.研修所について
§2.教会の働きと少年少女会活動
§3.ドギー年代の特性と活動の必要性
§4.各年齢層別の活動概要
§5.ドギーメイト隊活動とは
§6.進歩とプログラム
特別実習.ドギーの夜の活動

第2日目(11/30)

§7.集会(-)
§8.隊運営と支援体制
§9.集会(二)
§10.指導者について

N0.参加者氏名教会名所員役職所員氏名教会名
N0.1谷口誠泉南所長牛尾弘徳福崎
N0.2鈴木光太郎泉南Q M大武一宏国東
N0.3砥綿信仁福岡高宮QMF秦 浩治余土
N0.4野中健勝泉南隊長永井常雄福崎
N0.5釜堀百香甘木教育副長和田英孝福崎
N0.6今村教生甘木庶務副長山名富枝福崎
N0.7不破結香泉南サポーター安武教子甘木
N0.8不破天海泉南サボーター安武誠子甘木
N0.9釜堀はるか甘木サボーター大武一宏国東
N0.10安武木綿子甘木奉仕隊長牛尾弘正福崎
N0.11加納三喜福崎奉仕隊手島裕二福間
N0.12田中光雄天道事務局安武隆雄甘木
N0.13河野研成福崎事務局柏原祐二郎中庄
N0.14牛尾美知加西 明 石
N0.15和田恵孝福崎
N0.16大村美音福崎
N0.17加納佳与福崎
N0.18牛尾弘信福崎

シルバーバッジ研修所

子どもたちの育成に携わるリーダー養成講座

シルバーバッジ研修所

【研修所概要】

連合本部では、次代を担う子どもたちの育成にあたる指導者養成のための、シルバーバッジ研修所を以下のとおり設けています。

 ・ドギーメイト(就学前幼年~小学低学年代)6歳から8歳
 ・バードメイト(小学生年代)9歳から12歳
 ・ジュニアメイト(中学生年代 )13歳から15歳
 ・アドベンチャーメイト(高校生年代)

この研修所は、各年代に応じた活動を実際に体験し、その指導方法や技能を習得することによって、一連の流れを体験できる幅広い内容となっています。
また、期間中は、講義中心ではなく実際に野外に出ての活動も取り入れ、私たち指導者(リーダー)自身が野外活動体験をすることによって、教会現場へもどった時に、積極的に子どもたちを野外へ連れ出せる自信につながるような研修プログラムになっています。

「育成活動に取り組みたい」「子どもへの接し方が分からない」「教会でどういう育成への取り組みをすればいいのか」という方は必見。
必ず取り組みへの意欲と自信が高まり、活動のヒントが得られることでしょう。

みなさまの入所をお待ちしています!
青少年育成活動の生きたヒントが生まれまることでしょう。