ワークキャンプ 活動報告(2015年度)

第14回ワークキャンプ(3月14日~15日)

3月14日から15日にかけて、第14回目となるワークキャンプを開催しました。ワークキャンプは、指導者の技能向上(スキルアップ)や、災害時の支援訓練等を目的として、毎年開催しています。この度は、4教会24人が参加し、山林の養生や野営場の整備を主として、夏に使用する野営に必要な薪作りのほか、連合本部管理の庁舎西側空き地の整備、聖ヶ丘野営場の側溝の泥出し、胎金寺野営場の階段作り、焼却作業などを行いました。

『育成懇談会』開催 報告

全隈教会にて育成懇談会を開催

講師 安武 隆雄

(4月12日、於:金光教全隈教会、参加者 約80名)

金光教全隈(またくま)教会からの依頼を受け、少年少女会育成懇談会として連合本部から2人が出向した。
金光教全隈教会の天地金乃神大祭、祭典後の時間を育成懇談会として開催。
これから教会あげて少年少女会活動を始めるにあたり、信奉者の育成への機運を醸成するための開催であり、5月開催予定(同全隈教会にて)の講習会へ向けての前段でもある。
主に、「大人として、親として、子供への眼差しは、信心させて頂く者としてどうあればよいか。」「教会という、人が育つ『場』を作り上げることが大人の役目ではないか。」など、育成を行う上で大切になるところを話された。
参加者のみなさんには、熱心にお聴き頂き、育成に取り組みたいという思いを絶大に感じた。
 

ジュニアキャンプ 2013年8月 胎金寺野営場(霊地)

 

今年も七月三十一日から八月三日にかけて、胎金寺野営場で年代別キャンプのジュニアキャンプ(中学生を対象)が行われました。

日常生活から離れて、当たり前のことが当たり前ではないと気づかせてもらったときに「ありがとう」という感謝の気持ちがでてくるので、その気持ちを大切に育んでいってもらいたい、という願いをもとに、全期間のテーマを「感謝」とし、日々のテーマを、第1日「自分に感謝」、第2日「人に感謝」、第3日「物に感謝」、第4日「神様に感謝」と設けることで、より具体的に「感謝」という気持ちをもって生活を進めていきました。

第一日目は、まず刷分たちが生活する、サイト設営から始まりました。今回の参加者はキャンプを経験したことがない子どもが多かったので、昨年の年代別キャンプ参加者を班長、副班長に任命して、班長を中心に設営を行いました。最初は班長も指示を上手に出せず戸惑っていましたが、設営、炊事と、班活動が続く中で、徐々に班の形ができていきました。夕食後は夜の活動として、班のバッチを作成しました。班のデザインを決め、木材を切り出し、絵の具とニスで装飾をして完成です。ここで各班、分担して作業を行うことにより、設営の時より、一隅班の団結が深まったように思えました。

第2日と第3日は、いよいよチャレンジコーナーが始まります。野外活動に必要なスキルを養ってもらうことを目的として、四つのチャレンジコーナーを設けました。今年は、「フィールドハイク」「魚釣り」「レザークラフト」「奉仕活動」の四つになります。

それぞれのコーナーで、普段の生活ではあまり体験しない野外活動を経験して、今後の生活に役立つスキルが身についたと思います。

第3日の夜には、「キャンプファイアー」を行いました。燃え上がる炎を見つめながら、歌や踊りやスタンツ(寸劇)を行い、みんなの笑顔があふれる、楽しい夜を過ごしました。

第4日は、朝から撤営を行いました。これまで使わせていただいたサイトにお礼を申しながら、班長を中心に設営の時とは比べ物にならない程のチームワークで、4日間の子どもたちの成長を目の当たりにしました。その後、閉会式を行い、下山しました。

今回のジュニアキャンプは、キャンプ未経験者が多く、半数以上が一年生でしたので、どうなることかと、心配しましたが、日に日に子どもたちが成長していく姿を見て、スタッフとして、とても多くのことを学ばせていただきました。子どもたちと同時に私たちもお育てをいただいているということに気づかせてもらえたことは、今回のテーマの「感謝」という言葉がしっかりと現されたジュニアキャンプであったと実感しました。

この度のジュニアキャンプ開設にあたり、キャンプを支え、見守って下さった多くの皆様方に改めてお礼申し上げます。
ありがとうございました。
(報告・教育副長 千種信地郎)