「中央活動(育成に勢いをつける活動)」カテゴリーアーカイブ

金光教少年少女全国大会時臨時宿泊施設での貸し布団について

臨時宿泊施設(金光学園)での貸布団業者の変更と価格変更について

教祖140年少年少女全国大会は、8月5日(土)13:30の開会式から、6日(日)15:00の閉会まで、1泊2日で開催されます。その宿泊場所として、金光学園教室棟を提供する旨、金光教報4月号(14・15P)にて案内を掲載しておりましたが、この度から貸布団業者が変更になりました。ついては、宿泊希望の教会で貸し布団を利用される場合は下記内容をご了知のうえお申し込み下さい。

 

貸布団業者 太恵商會(たいけいしょうかい)

貸し布団  敷き布団、タオルケット、枕

金額    布団一式 1,200円(税別)

支払い方法 当日全国大会宿泊受付窓口にて支払い

 

※宿泊や布団に関する質問は金光教本部財務部「全国大会宿泊係」まで

TEL: 0865-42-6456

e-mail: zaimu@konkokyo.or.jp

第12回遠征事前訓練

参加者数:AM 4名 SKS 4名

奉仕者数:6名

三月二十四日から二十六日にかけて、本番八月に予定している第十二回少年少女遠征(高知県四万十川流域)の事前訓練を、金光町・胎金寺野営場にて開催し、全国より四教会八名が隊員として参加し、結団した。
この度の遠征の形は、移動野営として、四万十の清流をカヌーで下っていくものである。軽量コンパクトな装備を構え、時間の多くを川の上で過ごし、毎日川辺のキャンプ場に辿り着き、そこで出会う天地自然と共に自力の生活を行う。そういう野営の中で、第十二回遠征としては、社会性の取得、次期指導者の養成、そして「神様の働きを感じる」ということを願いとする。
この遠征本番に向かうにあたり、隊員は必要な知識・技能を得るため、今年も様々な講義・実習をこの訓練にて取り組んだ。座学として、「オリエンテーション」「遠征とは」などの基本的なところを学んだ。次に、今回の野営生活で、特に力を入れていることとして上げられるのは、「軽量コンパクトを目指しての、資材の選考・パッキング」と「隊員自身で、食事メニューを考え、食材を調達し、手早く調理すること」である。
資材選考に関しては、隊員自身が、連合本部所有の野営資材を見ながら、持って行く必要な資材を考える。軽量コンパクトにてスマートな移動野営を目指し、いかに自分たちのバックに必要なものを最小限で詰めて装備を整えることができるかを、隊員どうしで話し合い、実際に本番でパッキングをするように、今回バックに資材を詰めてみた。ただ資材を減らせばよい、ということではなく、自分たちが安全・安心で快適な生活を送るために、どんな資材がよいかを考えた。また、「多機能・多用途」の観点を持つことが大切との、スタッフから指導があった。試行錯誤しつつ色々なことを協議をする隊員どうしの姿が見られ、充実した時間となったと思う。
食事関係については、今回訓練の中で、一回の食事のメニューの食材金額が設定され、その金額の中で、自分たちでオリジナルメニューを考え、実際にスーパーに買い出しに行き、調理を行った。これは本番と同様の動きである。隊員たちは、バラエティーに富んだメニューを考え、美味しく食していた。
また、清流の長い距離を下り、川辺での生活を繰り返す4泊となるため、カヌーの訓練を胎金寺野営場の池にて、カヌーに実際に乗り、カヌーツーリングの実習が十全に行われた。また、川辺の宿営地のはり方の実習も行った。そして、その場所や、川近辺での活動についても案を出し合い計画を立てた。
今回の訓練で様々な講義、実習、協議が行われたが、全てが本番に活かされるものとなり、本番までの準備も含めて、隊員自身がお育ていただく四万十遠征になるようにと願っている。

\第1回バードキャンプ活動報告/

活動動画は上記写真をクリックしてください↑↑↑

参加者数:29名

奉仕者数:34名

教祖様百四十年のお年柄を迎えた本年、連合本部新規事業として、小学校四年生から六年生年代を対象とした「バードキャンプ」が、令和五年三月三十一日から四月二日、聖ヶ丘野営場にて実施された。二十九名の隊員の参加のおかげをいただき、かわせみ班、うぐいす班、めじろ班、つばめ班、きつつき班の五班編成で本キャンプを実施した。
第一日目は本部教庁にて受付を行った後、聖ヶ丘野営場へ移動し開会式を行った。隊員たちは緊張した様子だったが、鬼に扮した野営長によるスタンツを見て緊張がほぐれたようだった。野営長より、友達ができる三つの魔法の言葉「ありがとう」「ごめんね」「どうぞ」が素直に言える人になりましょうとお言葉をいただいた。
本キャンプは三日間で七つのチャレンジコーナーに挑戦する。チャレンジコーナーや各種ゲームでの表彰はもちろん、隊指導者が優れていると感じた隊員を表彰し、班に表彰綬が授与される。隊員たちは最優秀班を目指し各活動に取り組んだ。
一つ目のコーナーは、「ピクニックと天体観測」だ。杖(じょう)を片手に、聖ヶ丘野営場から沙美海岸まで、細い山道(金神道)を抜けながら約二時間のピクニックを行った。沙美海岸では星座盤とタブレットを用いながら天体観測を行い、北極星の見つけ方等を学んだ。ピクニックの疲れを感じさせない隊員の活発さにスタッフも元気をいただいた。就寝は野営場のパオと呼ばれる木製テントで体を休めた。
第二日目は、「バードコール作り」と「フィールドビンゴ」を午前中に、午後は「野外調理」と「木登り」のチャレンジコーナーに挑んだ。
バードコールとは木とボルトで簡単に作ることができる笛で、「キュッキュッ」と鳴る音で鳥と会話することができる。隊員たちは自分達で木を切ってバードコールを作り、名前を書いたり絵を描いたりしてオリジナルのデコレーションを行った。
フィールドビンゴでは、ビンゴ表に記載された「トゲトゲするもの」や「良いにおいのするもの」など、自然の中で見つけられるお題を探し、班で協力しながら野営場を探検した。普段の生活では目に留めていなかったような草花などを一生懸命観察していた。
野外調理では、薪となる木の探し方、かまどでの薪の組み方を学び実践した。簡単に作ることができるスコーンをコーナー指導者に教えてもらいながら作り、出来上がったものを食べた。自分達で起こした火を使って作ったお菓子はとても美味しく感じたようだった。
今回のキャンプの目玉でもある木登りでは、ハーネスを装着した本格的なロープでの木登りを経験した。初めての木登りに皆悪戦苦闘していたが、徐々にコツを掴んでいき約五mの高さの木をロープだけで登り切った。高いところから望む景色、さらに自分で登ったという達成感を感じることができた。
夜のキャンプファイヤーでは、休憩時間などの合間に班ごとに練習し準備したスタンツを披露した。頭や体を使ったゲーム、ソングを通じて皆の絆がより深まった。
第三日目は「狩猟」と「巣作り」のチャレンジコーナーに挑戦した。
狩猟では、オリジナルの弓を作って飛距離を競ったり、コントロールの正確さを競った。三日目ともなると隊員同士の仲も深まり、自然と班のメンバーを応援する姿が見られた。
巣作りでは野営場にある竹や葉っぱを使って自分達だけのオリジナルの巣を班ごとで作った。窓を作ったり、表札を作ったりと工夫を凝らし、時間いっぱいまで作業に取り組んだ。
七つのチャレンジコーナーの挑戦と、二十九名での集団生活という、普段の生活では体験することのできないことを経験する中で、年下の子の面倒を見る隊員、自ら進んで片付けを行う隊員、各コーナーで教えてもらったことをメモしている隊員など、三日という短い時間の中で大きく成長する姿を見ることができた。
三日間一度も雨が降ることなく暖かな春の天候に恵まれ、誰一人かけることなく七つのコーナーを無事達成することができたのは神様・金光様はもとより、全国の信奉者の方々のご祈念があってこそであると思わせていただいた。
今回参加した隊員が指導者として成長され、第十回バードキャンプ開催時には指導者として共に御用できることを願いたい。

第75回大会報告

第75回大会報告

八月六日、七日、「つながれ」をテーマに、第七十五回少年少女全国大会を開催しました。また、大会に先駆け、八月三日から八月六日まで「年代別キャンプ」を、ジュニアキャンプは胎金寺野営場、アドベンチャーキャンプは岡山県真庭市蒜山高原で、それぞれ実施しました。
実に三年ぶりとなる二日型の全国大会。当初予定していた「霊地夜まつり」「ボルダリング」はコロナ禍のため開催を中止しましたが、その他の行事は、感染対策を徹底しながら、どれも滞りなく実施することができました。
日程に沿って、第一日午後一時三十分に会堂広前にて開会式が執り行われ、わかばの代表が金光様に一年間のお礼と参加できた喜びのお届けを申し上げ、会堂ステージで開会セレモニーを行った後、開会を告げる花火が打ち上げられ、「まごころテント村」「作品展覧会」「キッズパーク」「クラフト教室」「ゆうざきランド」「図書館探検隊」の各常設行事を一斉に開設しました。
聖ヶ丘野営場の「キャンプの森」では、六日から約三十名の参加者が快適な野営生活をしながら大会へ参加しました。
奉仕バンドの演奏による金光様のお退けお見送りの後、今年は午後六時まで常設行事を開設していたので、閉設時間まで子どもたちは各行事を楽しんでいました。
八月七日、金光様のお出まし、六時三十分からラジオ体操を行い、八時から常設行事が開設しました。
十時三十分からは「かがやけ大行進」が、花火の合図とともに始まりました。金光会館跡地前から出発し、本通り、アーケードを通って境内へ向かうコースを、二十五の参加団体が、焼け付くような日差しの中、それぞれに金光様へのお礼の参拝を、体一杯に現していました。
午後一時からは、祭場で「わかば祭」が執り行われ、祭典では取次唱詞、まごころ運動奉奠に続いて、金光様ご夫妻がご入場され、金光様より全国のわかば達にお言葉を頂きました。続く式典では、大会旗・会旗群の入場に続いて、継続登録会、努力目標入選、作品展入選、チャレンジカード表彰の各代表者がそれぞれ表彰され、アトラクションでは泉南少年少女会による、人気番組を模した演劇が行われ、祭場は大いに盛り上がりました。そして、来年の大会での再会を誓う閉会セレモニーを行って、大会の全日程を終了しました。
今年もコロナ禍での大会ではありましたが、多くの方々のお祈りとお力を頂いて、すべての行事をお繰り合わせを頂き滞りなく実施できましたことに、厚くお礼申し上げます。
(報告・大会事務局)

第75回少年少女全国大会において、一年間の努力目標が定まりました。
下記にお知らせいたしますのでどうぞお取り組みください。

努力目標 『「ありがとう」感謝を言葉につながる心』
大会テーマ 『つながれ』