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学院研修所(各種活動選択別研修〈青少年育成研修〉)開催報告(2016年度)

金光教学院 各種活動選択別研修
「青少年育成研修」を終えて

 金光教学院では、平成二十八年一月十八日から二月九日までの間、「青少年育成」「奉仕活動」「布教・教義研究」の三つの研修から、それぞれが関心のあるものを選択して実習する、各種活動選択別研修を実施した。
 「青少年育成」研修は、本教における青少年育成の願いを理解し、方途を学んで、実際に体験することを通して、指導者としての基礎的な素養を身につけることを願いとして実施している。本年度は十六名が「青少年育成」研修を選択した。
 研修は大きく二つに分けられ、期間の前半は小学生年代を、後半は中学生年代を対象とした講義・実習を行った。
 小学生年代を対象とした実習は、学院生自身が、童心に返り、小学生の立場になって行う「特別隊集会」から始まる。学院職員が指導者となり、小学校低学年を対象とした集会「動物村の大運動会」を実施し、班対抗で六つのゲームやソングを楽しんだ。
 この体験をもとに、前半の集大成とも言える「集会実習」に向けて、子どもの特性や活動、集会の要素としてのソングやゲームなどについて学んだ。そして、学院生が指導者役と子ども役に別れて実習する「ミニ集会」を行った。実際に、三十分間の集会を企画、実施することで、頭で思い描いたことを伝えることの難しさに気づかされ、準備の大切さを学んだ。
 それらの経験を踏まえて、一月三十日(土)に実施される霊地少年少女会の子ども達を対象とした集会を企画することになる。学院生は指導目標を「自分がされて嬉しいことをしよう」と定め、研修中に生まれたオリジナルキャラクター・忍者「スザットリ」をモチーフにし、子ども達が新米忍者になるという設定でプログラムを組んだ。
 集会実習当日は、三十六名の子ども達が集まった。開会式の後、会場となる学院へ移動したが、学院に到着した子ども達の前にスザットリが現れ、殿様の大切な巻物を奪い、「からくり屋敷」と見立てた教室棟へと逃げ込んだところで、いったん昼食を取った。子ども達は、弁当をいただきながら、どうやって巻物を取り返そうかと、その後の展開を楽しみにしている様子であった。子ども達には頭巾を用意し、忍者に扮して、六つのグループに分かれて、からくり屋敷にてスザットリの仲間の六つのゲームに臨み、スザットリの弱点を集めた。学院生は、グループで協力しなければクリアできないゲームを設定しており、子ども達は、その日分けられたグループであったが、力を合わせてゲームを楽しんだようであった。
 エンディングは、子ども達から、「ありがとう」と声をかけられたスザットリが改心し、殿様に巻物を返した。
 学院生自身、指導目標を軸に、集会の流れやゲームの設定を決めて、短い期間の中で準備を進めてきた。エンディングについても、ただ協力して悪い忍者をやっつけるのではなく、子ども達の優しい言葉でスザットリの心が改まっていくように、プログラムを工夫していた。そして、最後には、からくり屋敷で覚えたダンスを、殿様やスザットリ等と共に踊り、ハッピーエンドで幕を閉じた。
 四代金光様の御歌
「おもひやりのこころおのづからひろげゆく あたたかきよき波紋ひろがれ」
とある。一日型の集会であったが、学院生の強い想いの中に、子ども達に人を思いやる気持ちが伝わっていくことを願っている。
         ○
 中学生年代を対象とした実習では、少年少女会連合本部の研修所プログラムにのっとって、講義・実習を実施していただいた。
講義では、本教における青少年育成の歩みや教育の原理など、専門的な内容を学んだ。また、出講いただいた連合本部の先生方のご経験も話してくださり、教師の御用として青少年とかかわっていくことの重要性や、実際のご苦労を聞き、学院生は卒業後の自身の役割に関して強い示唆を得たようである。
 講義の後には、中学生になりきって、三回の班集会と、一泊二日の野営実習を行った。班集会では、連合本部の先生の指導のもと、ロープワークなどの必要な技能を習い、冬季野営にむけての準備を整えた。
 途中、体調を崩す者もいたが、二月四日(木)、五日(金)の野営の当日は、全員揃って聖ヶ丘野営場に入山できた。開営式の後、各班に備品が配給され、それぞれに二日間使用する、炊事場や食卓、たちかまどの設営を行った。昼食後には、パイオニアリングとして、班集会で習ったロープワークを利用して、四メートルを優に越える大掛かりな物見台を班対抗で作り上げた。夕食後は、キャンプファイヤーを行い、それぞれの班がソングやエールを披露し、親睦を深めた。
 野営二日目は、朝参拝、朝食の後、フィールドバトルと称し、班対抗の野外ゲームを行った。指導者の方々の趣向を凝らした四つのゲームは、班集会や野営の中で学んだ内容を実践的に応用させるものや、自然の中に身を置いて観察する力、工夫する力が必要となるもので構成されており、学院生自身が参加者として楽しんでいた。それだけでなく、卒業後の自分の御用の上に生かしていけると感じた学院生も多いようであった。
         ○
 本研修を通して、学院生は育成活動における願いを確かにすることの大切さを実感したようである。子ども達とのふれあいや、教会現場で育成に当たられている先生方の話を聞く中で、しっかりした理念を持って子ども達と向き合うことが何よりも重要であると感じさせていただいた。ここで経験し学んだことが、卒業後のそれぞれの御用の糧になっていくことを願っている。
(報告・佐藤光貴)

第153回理事会及び平成28年度年次全国総会 開催(2016年度)

第153回理事会 開催

1月21日~23日、本部総合庁舎4階大会議室において第153回理事会を開催した。
まず、映像記録報告として、昨年の第68回全国大会、年代別キャンプ、第7回少年少女遠征をスクリーンで上映し、その後、平成27年9月(第152回理事会)以降の事業報告と平成27年度決算報告について、総会資料をもとに、各担当理事および事務局から報告した。事業報告、決算報告共に、理事会として議決された。
続いて平成28年度事業計画案と予算案について、牛尾理事長が事業方針を述べた後、担当理事と事務局から事業の詳細と説明した。
地方活動については、今年も積極的に地方へ出向し育成についての理解とやる気を引き起こしていくとこ。第69回全国大会については昨年の大会委員会での懸案事項について、広報ポスターや人選等について協議した。年代別キャンプではアドベンチャーキャンプはしまなみ海道(広島県・愛媛県)での移動キャンプを実施すること。第8回少年少女遠征は遠征地を滋賀県琵琶湖周遊で決定し、コース全容と3月の事前訓練についての説明。シルバーバッジ研修所は今年はバード(小学生部門)を9月に、ドギー(幼年部門)を11月に開設。ほか、広報活動や運営会議等についてそれぞれ説明を行い、協議の後、平成28年度事業計画・予算案を理事会として確認した。

平成28年度 年次全国総会 開催

1月23日、本部総合庁舎4階大会議室で平成28年度の年次総会を、全国から少年少女会代表議員、教区代表議員、連合本部役員・事務局の計54名の出席のもと、平成27年度事業・決算報告、平成28年度の事業計画・予算案を審議・承認する場として開催した。
開会式では、理事長挨拶の後、教務総長(代行・近藤金雄布教部長)よりご挨拶があった。
議長・副議長及び議事録署名人選出、書記任命の後、議事に入り、平成27年度事業報告では、事務局から行事日誌報告の後、議事に入り、平成27年度事業報告では、事務局から行事日誌報告の後、地方活動、第68回全国大会、年代別キャンプ、第7回遠征、広報、運営会議等の詳細報告を各担当理事が行い、映像記録がある事業についてはその都度スクリーンでDVD上映した。その後、事務局から決算報告、水野監事が監査報告を行い、審議の後、平成27年度の事業と決算についてそれぞれ満場一致で承認された。
引き続き、平成28年度事業計画案と予算案の審議に移り、牛尾理事長から今年度の事業方針説明の後、各担当より、地方活動、第69回全国大会、年代別キャンプ、第8回少年少女遠征、シルバーバッジ研修所、広報活動、運営会議等、今年度の主な事業の詳細について説明した。
審議に入り、事業計画案と予算案について、それぞれ満場一致で承認された。
議事終了後、記念講話として、連合本部の元役員である原正忠師(長崎・諫早)を講師に迎え、「連合本部丸の航海」との講題で講話を拝聴した。その後、閉会式に移り、16時前に散会した。

わかば育成賛助会 平成27年度事業報告

 「わかば育成賛助会」では、多くの方々のご賛同を頂いて、平成二十七年度事業も、わかばの育成に資する活動への財的支援をさせて頂きました。誌面をお借りして、厚く御礼申しあげます。 昨年は、三回の役員会を開催し、各事業について協議を行い、それぞれ実施致しました。

支援事業としては、聖ヶ丘野営場並びに胎金寺野営場の整備作業、全国大会行事への助成と新たに作成された「全国大会アーチ」作成費の助成、年代別キャンプや少年少女遠征に使用する野営備品の購入(ランタン・ハーネスなど)と、山口県阿知須きらら浜にて行われた「第23回世界スカウトジャンボリー」へのお祝い金、学院生へのわかば無料贈呈分の助成、野営場の整備作業で使用されるチェーンソーの購入などを行いました。

その他、例年の事業として、各作業に使用される車両や重機の維持費などの支援も行いました。
お道のわかば育成の為の下支えを願い、多くの方々の思いが形となり、平成27年度事業を行うことが出来、さらに新規の入会会員があり、支援の輪が広がっての活動が続けられておりますことは、まことに有り難いことであります。

平成28年度も、例年の活動支援に加えて、少しでも育成の支援団体としての活動が将来を担う少年少女の育成への一助となりますよう、ますますのご支援とご協力をよろしくお願いいたします。

◎平成27年度の主な支出内容

1,育成活動支援費

・全国大会行事助成 10万円
・アーチ作成費用 15万円
・野営備品購入 10万円
・スカウト世界ジャンボリー祝い金 10万円
・学院生へのわかば配布 10万円

2,野営場整備管理費

・胎金寺管理棟の維持費 約20万円

3,その他

・会議費・通信費・事務費・諸費など 約30万円

シルバーバッジ研修所ドギーメイト課程第9期 開催報告(2016年度)

報告(2016年11月19-20日)

 この度、第九期となるドギーメイト課程の研修所が中央研修センター(霊地)において開設された。

ドギーメイト課程研修所では、ドギー年代(六歳~八歳)の指導者を目指すものがドギーメイト隊の隊長の責務を十全に果たすことができるように研修内容が組み立てられており、入所者は実行・実習によって金光教少年少女会運動の目的と原理についての理解を深め、これらを体得していった。

今回は、原隊でこれから指導者を目指す人、教会で少年少女会を興そうと願いを持つ人と、それぞれに願いを持たれた、四名が入所した。

開所式の後、研修所についての講義・オリエンテーションを行った。その後、日中は『教会の働きと少年少女会活動』・『ドギーメイト年代の特性と活動の必要性』といった講義を中心に受講した。途中講義の合間に実習隊によるソングや振り付けソングが行われ、講義で疲れた体を癒すとともに、現場で実際に子供たちと活動している指導者の指導を身をもって体験することで、歌を知るとともに指導方法も学んだ。日中の講義の最後には、入所者四人がドギーメイト隊の年間プログラムを、与えられた資料や講師・チュウターと呼ばれる現役ドギーメイト隊指導者のアドバイスをヒントに作成した。

一日目の夜には、実習隊による夜の活動が行われ、入所者が参加者(隊員)として参加した。夜の活動は、『蛍の集会』をテーマにし、光を使った工作の作成やそれを使ったゲーム・視覚を遮断し耳を使うゲームを行った。集会の最後には『蛍狩り』を行い、十一月にもかかわらず外には実習隊の用意した蓄光シートを使った蛍が約七十匹現れた。入所者は楽しく活動に参加しながら、ドギーメイトの夜の活動を学んでいった。

二日目は昨日と打って変わって活動実習が中心となった。朝は実習隊による朝礼に参加し、その後、『集会①』という講題で活動実習を行った。実習内容は、最初の隊活動を想定して隊のきまりを知り、守るということを目指し開閉会儀礼の作法、流れ・規律訓練などを行った。さらに午後からの活動に必要なかぎ縄のクラフトや振り付けソングの習得を行った。

午後からの活動は『忍術学校』をテーマに入所者は隊員の立場になって、忍者になりきり境内周辺に設置された修行場で様々な修行をうけた。忍者走り(平均台の上を走る)・変わり身の術(ジェスチャーゲーム)・うずらがくれの術(だるまさんが転んだ)・午前中に作成したかぎ縄を使った的あての修行をすべて習得し最後に忍術学校の校長と読心の術(じゃんけん)で対決し、接戦の末、校長を破り見事にすべての忍術を習得し、免許皆伝の巻物を手に入れた。

活動実習の後講義場に戻った入所者は最後の講義『指導者について』の講義を受け、指導者に必要な要素や指導者の役割を学び、その後の質疑応答の時間では、それぞれが持っている疑問を解消していった。

この度の研修所で新たに四名の方がドギーメイト隊の隊長の資格を得られた。今後、それぞれの持ち場立場での活躍を期待するとともに、さらに多くの方が入所され、このお道のわかば育成の働きがますます盛り上がることを願う。
(報告・牛尾弘宗)

日程表

第1日目(11/19)

§1.研修所について
§2.教会の働きと少年少女会活動
§3.DM年代の特性と活動の必要性
§4.各年代層別の活動概要
§5.隊活動について
§6.進歩とプログラム
特別§. DM夜の集会

第2日目(11/20)

§7.集会①
§8.指導者と支援体制
§9.集会②
§10.指導者について

名簿

修了者氏名教会名 所員役職氏名教会名
片岡 義智向島西所長牛尾 弘徳福崎
片岡 直子向島西所員安武 松一甘木
菊池 瑞昭全隈Q M手島 裕二福間
牛尾 弘峰福崎QMF秦 浩治余土
隊長永井 常雄福崎
教育副長和田 英孝福崎 
庶務副長牛尾 弘宗福崎
隊付大武 一宏国東 
隊付加納 三喜福崎
奉仕隊長牛尾 明子西明石
事務局安武隆雄甘木
事務局柏原祐二郎中庄