ドギーメイト(DM)課程第8期開催報告

報告(2014年11月29-30日)

 昨夜の大雨がうそのような晴天に恵まれた、平成二十六年十一月二十七日日霊地。中央指導者研修センター(玉水控所)に十一名の所員が集合し、ブリーフィング(直前会議)の後、会場設営、講義準備、給食体制準備に分かれ、作業する。完了後、実習、儀礼、講義のデモンストレーションを念入りに行う。

 二十八日、七時起床、朝食後、前日の課題続行、フィールドの下見、準備物の整理等を行い、十五時に完了。所員それぞれが自己反復でイメージを整える。

 二十九日研修所第一日。六時起床。簡単に食事をすませ、DM朝礼デモンストレーション。九時半受付開始。南は九州、北は和歌山、大阪の、少年少女会から五会十八名の入所者を無事迎える。

 午前十時開所式。所長の「…所員のやる気と入所者のやる気がぶつかりあい、よいものが生まれるような研修所にしましょう…」との言葉を受け、全員が気をひきしめる。
午前十時四十分所長の歓迎ソング「ぶたが道を行くよ」で大笑い、リラックスし、研修スタート。この日はぶつ通しの六講義とオプション実習「ドギー夜の集会」。

 ドギーメイト研修所は、隊細成(組織立った研修)はなく、講義、実習以外は自由で、近ければ夜は家に帰ることができる、個人受講形式であるが、やはり講義の連続は集中力が途切れる。そのため十分から十五分の休憩時、実習隊があの手この手の、ソング指導、長めの食事は、座れば出てくる食堂形式となっている。

 シャワー棟で入浴し、差し入れの飲み物つまみ類も準備され、それぞれ歓談後、午後十一時半消灯。明日雨の予報が気になる。おくり合わせを願い、所員就寝。

 明けて三十日。晴天に感謝。六時全員起床、朝食、DM式朝礼。八時四十分、実習「集会(1)」、新たに新入隊員を迎えての最初の集会を子どもの立場になり実習、続いてセッション⑦の講義、昼食後実習「集会(2)」、ご霊地、境内、木綿崎山をフィールドとした大がかりな戸外集会「忍術学校入門」を忍者に変装し、童心にかえって実習。雲行きがあやしくなった空の下、全員免許皆伝。

 講義場に帰り、所長の最終講義「指導者について」、そして、質疑応答、質問が指導者の信心に及び、少しの信心研修となる。

 午後三時予定通り、閉所式、修了証・シルバーバッジ授与式、メモリアルボード伝達式、「これで名実共に連合本部の仲間となりました。助けてくれと声がかかれば飛んでいく、互いに、助け助けられる関係を生涯保っていきましょう」の所長のことばをもって、めでたく閉所となった。

 気づくと外は雨。一同神様、金光様にあらためて感謝し、帰途についた。

(報告・永井常雄)

参加者の声

初めてのシルバーバッジ研修所 - 田中光雄

 十一月二十九日、三十日に「シルバーバッジ研修所ドギーメイト課程第8期」に入所させて頂きました。私は甘木教会の少年少女会で小学校一年生から三年生までの「ひよこメイト隊」のリーダーの御用をさせて頂いています。今回の研修所での講義で、これから少年少女会の活動をさせて頂く上で大切なことを学びました。その中でも、初めて習い、心に残ったものがいくつかあります。ハイキングとピクニックの違い、朝のゲームにも意味があること、各年代での特性等、今まで知らなかったことが分かり、良かったです。

 実習では、喚覚を使ったり、体を使ったりしてドギー年代の立場になって楽しみました。色んな所で色んな工夫をされていてすごいなあと思いました。
これから、甘木教会で「ひよこメイト隊」のリーダーとして御用させて頂く私にとって、有意義な二日間を過ごさせて頂きました。

 今回の研修所で学んだことを通して、お道の教師として、また少年少女会のリーダーとして大切なことを、これからの教会での御用につなげていくことができるよう、おかげを頂きたいと思います。

 スタッフの皆さん、入所された皆さん、二日間ありがとうございました。

日程表

第1日目(11/29)

§1.研修所について
§2.教会の働きと少年少女会活動
§3.ドギー年代の特性と活動の必要性
§4.各年齢層別の活動概要
§5.ドギーメイト隊活動とは
§6.進歩とプログラム
特別実習.ドギーの夜の活動

第2日目(11/30)

§7.集会(-)
§8.隊運営と支援体制
§9.集会(二)
§10.指導者について

N0.参加者氏名教会名所員役職所員氏名教会名
N0.1谷口誠泉南所長牛尾弘徳福崎
N0.2鈴木光太郎泉南Q M大武一宏国東
N0.3砥綿信仁福岡高宮QMF秦 浩治余土
N0.4野中健勝泉南隊長永井常雄福崎
N0.5釜堀百香甘木教育副長和田英孝福崎
N0.6今村教生甘木庶務副長山名富枝福崎
N0.7不破結香泉南サポーター安武教子甘木
N0.8不破天海泉南サボーター安武誠子甘木
N0.9釜堀はるか甘木サボーター大武一宏国東
N0.10安武木綿子甘木奉仕隊長牛尾弘正福崎
N0.11加納三喜福崎奉仕隊手島裕二福間
N0.12田中光雄天道事務局安武隆雄甘木
N0.13河野研成福崎事務局柏原祐二郎中庄
N0.14牛尾美知加西 明 石
N0.15和田恵孝福崎
N0.16大村美音福崎
N0.17加納佳与福崎
N0.18牛尾弘信福崎

少年少女会指導者講習会

指導者・支援者を目指す教師・信徒が、連合本部後任の資格を取得し、その後の継続援助を受けるための入門コースとして、中央研修センター(霊地)・九州研修センター(福岡)・近畿研修センター(兵庫)・地方(教会の要請に応じて、教会またはその周辺施設の会場)で開催致します。

日程

1日型(10:00~16:00)、2日型(13:00~翌日15:00)の2タイプあります。
* 2日型は受講教会の要望にそった実習(指導者研究会)を含みます。

講義内容

①青少年について、②教会と少年少女会、③活動の目標と概要、
④活動の実際、⑤大人の役割と支援、⑥指導者について
◎質疑応答・懇談

希望実習例

○ミニ集会実習、○ハイキング実習、○営火実習、○夜の活動実習、
○調理実習、○クラフト実習、○プログラム作成実習、等

*講習会修了者は各年代層の隊長資格を得ることができる「研修所」に入所できます。

第7回金光教少年少女遠征-佐渡島プロジェクト- 活動報告

本番実施(8月19日~25日)

 3月の事前訓練キャンプに始まった第7回少年少女遠征は、8月19日から25日の日程で、団長含む団スタッフ8名、隊スタッフ6名、隊員12名の計26名で実施した。
 佐渡島での野営生活やプロジェクト活動を通して、様々な人達との出会いや日常とは違う体験をすることができた。特に、野営生活を通して自然の偉大さ、有り難さを全員が感じることが出来たことは、貴重な経験となった。なお期間中、大雨強風の影響で各プログラムに多少の変更はあったものの、大きな怪我や事故もなく、全員元気にすべての計画を実施し、無事に終了した。